『Liverpool Echo』は11日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、コウチーニョを売れない理由を説明した」と報じた。
現在バルセロナがネイマールの後釜として獲得を狙っているというコウチーニョ。本人がリヴァプールに移籍要求を送ったとも言われる。
しかし、リヴァプール側は公式声明も出して移籍を拒否していることを明らかにしており、バルセロナ移籍を認めない意向を示した。
ユルゲン・クロップ監督はこれについて以下のように話し、タイミングが合わないと語ったという。
ユルゲン・クロップ
(ボルシア・ドルトムント時代には選手を多く売っていたが?)
「経営陣としては、多くの選手を放出する必要があった。
契約解除条項がある者も、ない者もいた。ロベルト・レヴァンドフスキがバイエルンにフリーで移籍した時は難しかった。多くの物事があるものだ。
これについて何か言うべきことがあるとすれば、人生の中ではタイミングが合うことが重要だという点だ。
それは我々がやろうとしていることでもある。もしもっと早く言われていれば、我々は検討もした。プランを変えることもできた。
しかしこれほどまでにシーズンの開始が近づいた時にはムリだ。そういうことだよ。
これまでも言ってきた。クラブは誰よりも大きいと。それは最も重要なことだ。正しいタイミングで物事は進めるべきだ。それは我々が選手を獲得したいと思った時にやろうとしていることだよ。
誰も今更『うちにいい選手がいるんだが、買わないか?』と言いたくはないだろう。
タイミングが悪いからだ。そういうことだよ。そう言わなければならない。誰もがそれぞれの価格を持っているが、それは適切な時に生まれるものだ。
間違った時に来れば?その時は、価格などないよ」