『Belfast Telegraph』は2日、「元ウェールズ代表MFライアン・ギグスは、今季のプレミアリーグについて語った」と報じた。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで長くプレーし、最後には一時期監督も務めることになったギグス。
ウェールズサッカー協会の2017年度マクドナルズ・コミュニティ・アワードの表彰式に出席したギグスは、今季のプレミアリーグについて以下のように評論したとのこと。
ライアン・ギグス
「ジョゼ・モウリーニョは、彼が求める選手を手に入れてきたよ。マティッチのことも、ルカクのことも知っていた。彼らはいいスタートを切った。
リンデレフはもう少し適応に時間がかかっている。そして、それはいずれ出来るだろう。
それはヤープ・スタムにも必要だった。長い時間がかかった。そして、彼はどんなプレーヤーであるかがわかった。それを考えてくれ。
また、昨季成績が伴わなかった選手…アントニ・マルシャルとヘンリフ・ムヒタリャンも、いいスタートを切った。鋭さがあり、強さがある。
彼らはチャンピオンズリーグとの並行を余儀なくされるが、マンチェスター・シティとタイトルを争えると思うよ」
(マンチェスター・シティについて)
「彼らが持っている前線の破壊力は、とても素晴らしいものになる可能性がある。
しかし、守備の面では疑問符が付くよ。GKのエデルソンは気に入っている。しかし、シティのサポーターがいつも思っているのは『ヴァンサン・コンパニは調子を保てるのか?』ということだね」
(リヴァプールについて)
「シーズンが始まる前、リヴァプールはあまり気に入っていなかった。しかし、彼らは幾つかの適切な買い物をして、フィリペ・コウチーニョを残してきた。
ただ、リーグを勝つためには、トップレベルのゴールキーパーが必要だ。彼らはそれを手に入れているか?
それが唯一の疑問だ。ただ、彼らがやった取引の後、すこし考え方を変えた。彼らは予想できない状況にはあるね」