『Marca』は23日、「欧州サッカー連盟(UEFA)は、先週ミランに問題点を説明するよう求める手紙を送った」と報じた。
ファイナンシャル・フェアプレー制度による制裁を避けるため、現在ミランはUEFAとの間で協定を結ぼうとしている。
そのために経営計画をUEFAに提出したものの、その160ページに及ぶ書面は「サッカー面での成功に依存している」として拒絶されたという。
またUEFAはリー・ヨンホン会長の事業が不透明であること、過去に財政的なトラブルがあることなども懸念しているとのこと。
この協定を結ぶまでの手続きに関しては12月8日が期限となっており、決裂すればミランにはチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグへの出場停止処分が科せられる恐れもある。
そして、『La Repubblica』のインタビューに応えたUEFA会長のアレクサンデル・チェフェリン氏は、自らミランの状況を心配していることを明かした。
アレクサンデル・チェフェリン
「我々は現在それに取り組んでいるが、何も言うことはできない。
私は心配しているが、何が起こるかを見ていく。12月中旬に管轄機関が発表を行う予定だ。
何が起こるかはわからない。しかし、それについて話すにはまだ早すぎる状況だ」