8位 FWマクシミリアン・フィリップ(フライブルク→ドルトムント:1500万ユーロ≒19.8億円)
この夏、ドルトムントはウスマヌ・デンベレをバルセロナに売却することになった。それはクラブの意思に反するものだった。
若き超新星ウィンガーを失ったことで、多くの者たちがドルトムントの将来を案じた。だが、そういった懸念は見当はずれだったことが判明する。
あまり期待されていなかったマクシミリアン・フィリップがその代役に見事にハマったからだ。ゴールだけでなくチャンスメイクにも冴えを見せており、BVB攻撃陣のキーメンバーになりつつある。
7位 DFセアド・コラシナツ(シャルケ⇒アーセナル:移籍金なし)
アーセナルファンたちがドイツの中堅クラブからやってきたコラシナツについてお世辞を言い始めた時、エマヌエル・フリンポングやニクラス・ベントナーの二の舞になるのではと疑う者もいたかもしれない。
だが、アーセナルが手に入れたのは、「動くレンガの壁(屈強な選手)」だった。確かにコラシナツはそのサイズとパワーによって自らの対するジョークを一蹴したが、おそろしいのはアーセナルファンたちによる過大な評価に見合う活躍をしていることだ。
彼はアーセナルにおいて攻守両面で驚異的な存在となっている。低コストかつ高パフォーマンスなコラシナツは、今季最高の移籍の候補者といえる。