6位 MFジョフレイ・コンドグビア(インテル→バレンシア:ローン)
コンドグビアはかつてフットボール界で最も期待される若手のひとりだった。だが、どういうわけかその評価にはほど遠い選手になってしまっていた。
なので、バレンシアがローンで獲得した際、クラブが必要とするものを彼がもたらすと信じていたものはほとんどいなかった。だが、彼は実際それをもたらしたのだ。
ここまでチーム最多となる23度のタックルを決めており、中盤で強烈な力となっている。プレーメイカーのMFダニエル・パレホをうまく補完しており、バレンシアの好調ぶりに大きく貢献している。
5位 FWマリアーノ・ディアス(レアル・マドリー⇒リヨン:800万ユーロ≒10億円)
この夏、数名の選手を放出したレアル・マドリー。そのうちのひとりがバルセロナ生まれのドミニカ人であるディアスで、24歳のFWは新天地フランスへと旅立っていった。
とはいえ、彼に対する期待は大きなものではなかった。移籍金は1000万ユーロ(13.2億円)に満たないもので、レアルは買戻し条項を付けることもなかった。
だが、すんなりリーグアンに馴染むと、すでに二桁ゴールをマーク。チームの躍進に貢献を見せている。彼のブレイクは驚きであり、それは誰も予期していないものだった。