2位 FWゴンサロ・グエデス(PSG⇒バレンシア:ローン)

ポルトガル期待の大器グエデスはまだ20歳と若く、ネイマールを獲得したPSGから放出されるはめになった。

エージェントのコネクションのおかげで、バレンシアに来ることができたものの、期待値は低かった。とはいえ、彼に才能がなかったわけではない。PSGでの半年はベンチで過ごしたが、時間が必要だったのだ。

今季のリーガにおける“発見”となっており、鮮やかに復調したバレンシアで眩い輝きを見せている。3ゴールを叩き出しているほか、チーム内トップのチャンスクリエイト数を記録。さらに、ドリブル突破成功率でも驚異の80%超をマークしている。

1位 MFパウリーニョ(広州恒大⇒バルセロナ:4000万ユーロ≒53億円)

2013年にトッテナムに移籍して以降、パウリーニョは批判しか受けてこなかった。Box to Boxなスタイルを持つこの屈強なブラジル人MFは、プレミアリーグに完璧にフィットすべきだったが、そうはならなかった。

中国移籍が決まった時、彼の評価は地に落ちた。だが実際には中国でいいプレーを披露。さらに、ブラジル代表への復帰したことが復活のヒントになっていたが、誰もが彼はダメになったと見限っていた。

そんな折、バルセロナと契約したことで大騒ぎになり、ファンからは袋叩きにあった。彼の資質は忘れられており、誰もがアンドレ・ゴメスの二の舞になると考えていたのだ。

だが、そうはならなかった。移籍後3試合目のヘタフェ戦で決勝点を決めると、一気にブレイク。彼は一流であり、バルベルデ監督のバルセロナが本当に必要としていたオフザボールでのダイナミックさ、前方への力強いラン、フィニッシュ能力を兼ね備えていることが明らかになった。

ゴール決定率以上に印象的なのは、チームの軸であるメッシとの理解を急成長させたこと。誰もが予期していない形で、アルゼンチン人FWのいい引き立て役になっている。

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