オスカル(上海上港)
今回の5人のなかで最も才能に恵まれているオスカル。2016年に彼が中国行きを決めた際、多くの人間がショックを受けた。
移籍金は6000万ドル(65.9億円)、そして給与は天文学的な額と伝えられている。
移籍した当時のオスカルはチェルシーで難しい時を過ごしていたが、年齢的にはポテンシャルを開花させている時期だった。
チェルシーがリーグ優勝を果たした2014-15シーズンには不可欠な役割を果たし、プレーメイカーながらブラジル代表でも12ゴールを決めていた。ネイマール、コウチーニョとのトリオはセレソンの次世代を担うと思われたが、ロシアでは彼以外の2人がプレーすることになりそうだ。
新天地では22試合3ゴールという結果で相手選手との乱闘沙汰もあり、彼にとって中国でのプレーがいいのかはハッキリしない。
26歳という年齢とその才能からすれば、欧州に戻る絶好のチャンスはある。中立のファンならば、こんなにも素晴らしい質を持った選手の(欧州)復帰を願うべきだ。