東日本大震災から7年目を迎える2018年3月11日、甚大な被害を受けた宮城県女川町をホームタウンとするサッカークラブ、「コバルトーレ女川」がアマチュアサッカーの最高峰であるJFL(日本フットボールリーグ)開幕戦、Honda FC戦に挑む。
村田監督のコメントもあります。https://t.co/jaOBMkH5pn
— コバルトーレ女川 (@cobaltore) 2018年3月6日
コバルトーレ女川は2006年、“スポーツを町作りに生かせないか?”と議論を進めていた女川町で誕生したアマチュアサッカークラブ。
FW田中泰裕(33・現新潟保健医療福祉大女子サッカー部コーチ)など有力選手を擁し、登竜門である石巻市民リーグ、宮城県リーグなどを次々と制覇。創設5年目の2010年には東北社会人1部リーグへの昇格を果たした。
しかし、翌2011年に発生した東日本大震災ではクラブハウスや寮、公式戦で着用するユニフォームやグッズなどがすべて津波により流出。チーム存続の危機に瀕したが、1年後に活動を再開する。
以降は地元選手や県内外の有力大卒選手らを積極的に採用し、戦力を強化。そして昨シーズン、東北社会人リーグ王者として挑んだ全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017を勝ち抜き、ついにJFL昇格の切符を掴んだ。