「楽しいサッカー」を「楽しむ」!
――ただ、ポゼッション志向が強くなったこともあるのか、アンカー役のMF小池快選手はかなり変わりましたよね?
新しくキャプテンになったこともあると思います。今まではどちらかと言えば怒られる側の選手だったので。『アハハハッ』って、キャピキャピしてたタイプなので、良い方向に変化して良かったと思います。
そういう想いもあって、「キャプテンを支えたい!」というのを今年の目標にしています。実は同い年の選手でもあるので。
――それで言うと、「得意なプレー」欄には「味方の良いプレーを褒めること」とありますが?
メッチャ見てるじゃないですか?アハハッ!(笑)
褒めてたら自分も気持ちよくなるし、モチベーションも高くなるので、「良いプレーをもっと褒めよう!」と思っています。逆に悪いプレーを怒れないのが自分のネックなんですけどね…(笑)
――ちなみに今日は<4-4-2>でやっていたんですよね?
守備の時は<4-4-2>なんですけど、攻撃の時は色々です。少し前までは<4-3-2-1>をやっていたんですけど、今日は<4-1-3-2>のような並びですね。
――やっぱり小池選手がアンカーで余る形になっているんですね。そうなると葛馬選手に懸かる負担がかなり多くなったな、というようにも見えます。去年まではボランチ2枚がサポートしてくれる形になっていて自由にプレーできる部分が多かった。
確かに。今年はシンドイと思いますよ。カバーするエリアも広いですから。
――ただ、このスタイルでやっているとパスコースが多いですよね?
そうですね。去年よりも距離感も凄く良いですね。ここ2年ぐらいは前線の選手が孤立することが多かったですし、1トップの(FW内田)美鈴にパスが入っても1人でキープして頑張って、という状況が多かったので、攻撃陣のお互いの距離がとても遠く感じていました。
それが、今年は凄く選手間の距離が良くて、それがハマった時はとても楽しいサッカーができているんです。あとは最後決めるべきところを決めること。自分も外しているんですけど、それが1番の課題だなと思います。
――それでは、いよいよ開幕する新シーズンに向けての意気込みをお願いします。
チームとしては「無敗優勝で1部昇格」を胸に抱いてみんな頑張っています。ただ、シーズン前から怪我人が多く出ています。去年は自分も苦しんだので、チームとしても個人としても怪我はなくしたいと思います。
そして1番はサッカーを楽しんでプレーしたいということです。ここ2年ほどは苦しい状況が多かったので、楽しんで勝ちたいと思います!