25日に行われた国際親善試合で、ジブラルタルの歴史がまた一つ…。
2014年にUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟することに成功したジブラルタル。イベリア半島の南東部に位置するイギリスの海外県に当たる同地域は、人口3万人余りしかいない。
UEFA加盟後に行われた親善試合では、4戦目となったマルタとのゲームで1‐0と勝利を収めていた。
しかしそれから24試合で1分け23敗。FIFAに加盟を果たした2016年からも、勝利は一つもなかった。
だが25日に行われたラトビアとの親善試合で、ついにその状況に終止符を打った!
88分にフリーキックを得たジブラルタルは、ノッツ・カウンティでプレーするMFリアム・ウォーカーがシュート!
Liam Walkers free kick to give Gibraltar a 1-0 win over Latvia. #notts pic.twitter.com/ObpDaB126F
— Josh (@JTidy_) 2018年3月25日
それが壁に当たって左隅に吸い込まれていった。このリードを守り、ジブラルタルは1-0と勝利。キレイなゴールではなかったものの、歴史的なシュートとなった。
なお、ジブラルタル代表の成績は29試合で2勝2分け25敗。まだ公式戦では全敗であり、予選で勝ち点を取ることが次なる目標になるだろう。