4:ゴンサロ・ゲデス(バレンシア ※PSGからのローン)

長い間、スペインの隣人であるポルトガルは、良質なウイングを輩出してきた。ルイス・フィーゴ、シモン・サブローサ、リカルド・クアレスマらがカンプ・ノウの芝を踏んだ。

新たなポルトガル産の翼は、バレンシアで大ブレイクしたゲデスだ。彼ならばバルセロナに間違いなくフィットするだろう。

ベンフィカのアカデミーが育てた彼は、リーガで水を得た魚のようにプレーしている。PSGで出番を得られなかった男が。

爆発的なスピード、そして熟練者すらも羨むような知性。さらに両サイドやトップ下で影響力を出せる技術。

バレンシアのオーナーであるピーター・リムは、彼を買い取るために真剣な努力をしていると言われるが、バルセロナが本気を出せば変わってくるだろう。

PSGはネイマールとエンバッペを買ったことでファイナンシャル・フェアプレー制度に引っかかりそうだ。バルサとの関係が悪いとはいえ、彼らも背に腹は替えられまい。