2006-07シーズンのウェストハム

3月時点で残留圏と勝点差が10ポイントもあったウェストハム。降格は不可避と思われたが、1月に電撃加入したカルロス・テベスが英雄的な活躍を見せた。

残留のため引き分け以上が必要だった最終節の相手はなんと優勝を決めていたマンチェスター・ユナイテッド。それでも75,927人のファンが詰めかけたオールド・トラッフォードでテベスがやってのけた。

45分に訪れた千載一遇のチャンスをきっちり決めてゴールを奪ったのだ。結局1-0で勝利したウェストハムは残留。

25本ものシュートを浴びせながらも敗れたユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は「彼らはこれ以上ない日にオールド・トラッフォードに来た。我々はすでにリーグ優勝しており、鋭さを欠いていた」とこぼしていた。