日本代表とワールドカップ

――ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督のとき、清武選手がトップ下に入ってチームが機能していた2016年秋ごろのチームがとても印象に残っています。ハリルホジッチ監督とのやり取りで印象的な出来事があったら教えてください。

僕は最初にサイドで使われて、「この選手はサイドで使えないな」というところからスタートしたと思っています。そのときはここからどうなるんだろうと思いましたが、その後自分の好きなポジションでもあるトップ下で使われるようになって、苦戦した試合もありましたけどアジアだと相手のボランチがトップ下にあまり付かないこともあり、けっこう自由にやらせてもらいましたね。もちろん大迫選手や岡崎選手らFWと協力しながら守備もしっかりやっていました。今はFWも含め守備でのハードワークがすごく重要ですし、日本も当然そこはやっていかないといけません。

――5月2日の名古屋戦で負傷交代しましたが、怪我は重くない感じですか?

全然大丈夫です。5月11日の練習からスプリントとかもしていますし、チームの練習にもすぐ合流して、20日の試合は問題なくいけると思います。

――もうすぐワールドカップです。4年前のブラジル大会は最後のコロンビア戦での途中出場1試合のみでした。

鹿島アントラーズがACLの試合に臨んだため今節はセレッソの試合がなかったので、この前の長崎戦と名古屋戦が僕らにとって最後のアピールの場でした(※ワールドカップ本大会に向けた予備登録の期限は5月14日)。僕は名古屋戦の前半で代わってしまったのでそこは仕方ないとして、今まで積み上げてきたものがあります。今はプレーできる状態なので後は発表を待つだけですし、どうなっても後悔がないようにはしたいなと思っています。

中断前最後の試合である20日のサンフレッチェ広島戦。相手は首位なのでそこで勝って、代表メンバーに選ばれたら全力で行きますし、選ばれなくてもチームにとって大事な試合なので、とにかく今は広島戦で勝つということを考えています。

――ありがとうございます。

では、adidasの山口さんもいらっしゃいますし、ぜひスパイクの話をしたいと思います。Qoly的にはここからがある意味本番です(笑)。