『Reuters』は9日、「ガーナサッカー協会のクウェシ・ニャンタキー会長は、辞任を表明した」と報じた。

ニャホ・ニャホ・タマクロー氏の辞任をうけて、2005年にガーナサッカー協会の会長となったニャンタキー氏。

ガーナ代表を3大会連続のワールドカップ出場に導くなどして高い評価を受け、12年間に渡ってトップの座を維持してきた。

2016年にはFIFAの理事会にも選出されており、アフリカのサッカー界では屈指の実力者となっていた。

しかし今年、その座が危うくなる出来事が起こる。

汚職疑惑のために身柄を拘束されるという事件が発生すると、さらにジャーナリストの「おとり取材」で汚職の現場が暴露されたのだ。

ガーナリーグに投資を持ちかけた実業家から6万5000ドル(およそ714万円)の賄賂を受け取ったと伝えられており、そのホテルの部屋の模様が録画されていた。

ガーナ警察は金曜日に汚職捜査のためサッカー協会を家宅捜索し、政府は協会自体を解散させる手続きをスタートさせた。

そして今回、クウェシ・ニャンタキー会長が自ら声明を発表し、ガーナサッカー協会から離れることを宣言した。

しかしガーナの混乱はおそらくこれで終わることはない。

政府による解散命令は、FIFAが禁じている「第三者の介入」にあたるため、会員資格が停止される可能性が高い。

そうなれば各年代の全代表チーム、さらに各クラブチームは国際試合を行うことができなくなり、FIFAからの分配金も停止される。

ガーナ国内で行われている全リーグが現在政府命令によって停止されており、今後も大きな影響を及ぼしそうだ。