『Ole』は14日、「アルゼンチンサッカー協会は、ホルヘ・サンパオリ代表監督を解任した」と報じた。

昨年6月にアルゼンチン代表の監督に就任したホルヘ・サンパオリ氏。苦戦していたチームを奇跡的なワールドカップ出場に導いた。

しかしながら、本大会ではリオネル・メッシに依存したチーム作りが仇となって苦戦し、ベスト16でフランスに敗れてしまった。

サンパオリ監督の契約は2022年まで残っていたが、ワールドカップでの敗退を受けてアルゼンチンサッカー協会は彼の解任を決断したという。

ただ、この場合違約金の問題があり、契約上では850万ドル(およそ9.6億円)というかなり大きな支払い義務が発生することになっていた。

サンパオリ側もその満額を要求することはなく、400万ドル(およそ4.5億円)を希望。一方協会側は100万ドル(およそ1.1億円)を求めた。

そして交渉の結果、どちらも裁判を避けたかったことから、違約金は200万ドル(およそ2.3億円)で合意に至ったとのことだ。

しかし、まだサンパオリ氏のサインは行われていないため、今後の手続きを経て公式に発表される予定となっているようだ。

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