アラン・シアラー
シアラーは、2回マンチェスター・ユナイテッドの誘いを断ったことで知られる。最初は21歳の時で、サウサンプトンからブラックバーンへと移籍することを決めた。そして、少年時代から愛していたニューカッスルへ移籍するときも。
彼はブラックバーンでプレミアリーグ優勝を経験し、ニューカッスルで歴史的なストライカーとなった。
マンチェスター・ユナイテッドのFAカップ優勝を2度決勝戦で眺めることになったが、彼は正しい決定をしたと主張している。
「もちろん、私はマンチェスター・ユナイテッドに移籍することに誘惑されたが、あらゆる決定を後悔していないよ。
ブラックバーンで魔法のような時を過ごし、リーグにも勝った。故郷のクラブでプレーするという夢も叶えた。永遠に抱き続ける思い出と、誇りに思える記録を作った」
ディエゴ・マラドーナ
世界最高の選手という地位を守った男だが、ヨーロッパ最大のクラブでプレーしたことは多くない。
1982年のワールドカップのあとにバルセロナへ移籍したが、足首の骨折や喧嘩、肝炎への罹患などを経験し、2年後にナポリへと移籍することになった。
しかしそこで彼は最高のキャリアを作り出した。それまで全く優勝したことがなかったナポリを2度のスクデットに導き、1986年にはアルゼンチン代表を世界の頂点へと引き上げた。