『FOX』は9日、「アフリカネイションズカップ予選のマダガスカル対セネガルの試合で、少なくとも観客1名が死亡、37名が負傷した」と報じた。
また『AFP』によれば、ウルジャ病院のオリヴァ・アリソン・ラコト医師が「1名が死亡、不安定な状況にある2名が入院し、41名が治療を待っている」と説明したとのこと。
重傷を負っている患者はそれぞれ頭部、胸部にかなりの外傷が認められるという。
この事故の原因は試合開始前にあったという。
マダガスカル対セネガルのキックオフは午後2時半だったが、早朝から数千人のファンがスタジアムの外で待機していた。
しかしながら入り口は1つしか開けられず、そこにファンが殺到。さらに密集の中で窃盗事件が発生し、混乱の中で将棋倒しになったとのこと。
その中でキックオフは行われたが、マダガスカルとセネガルの試合は2-2の引き分けで終了。2万人ほどのマダガスカルファンがスタジアムに入場することができたが、勝利を見ることはかなわなかった。