奈良 竜樹(川崎フロンターレ)

フィジカル的な対人の強さにおいて、J1首位に立った川崎フロンターレの奈良達樹は国内で屈指の存在だ。

小学2年生からセンターバックという生粋の守備者で、粗削りなところはあるが、胸板の厚さからうかがい知れるように身体能力の塊。その向上にも余念がない。

早くから将来を期待され、2016年にはリオデジャネイ五輪の出場権獲得に貢献。しかし、怪我で本大会行きのチャンスを逃した悔しい経験を持つ。

同年代が活躍する森保ジャパンには大きな刺激を受けているに違いなく、もしカバーニとのガチンコバトルが実現すれば一気に名を上げてもおかしくない。