トマス・リンコン
“ベネズエラのレジェンド”、フアン・アランゴの引退後に主将を譲り受けたMF。
文字通り代表チームの中心であり、精神的な支柱であるが、選手としての彼は黒子の一言。目立たないところで常にポジション修正し、全体がスムーズにプレーできるように心掛ける中盤のバランサーだ。
クラブキャリアではブンデスリーガ初のベネズエラ人としてハンブルガーで活躍した後、イタリアのジェノアを経て2017に“絶対王者”ユヴェントスへ。
ユーヴェでは結果を残せず半年で退団することになったものの、移籍先となったユーヴェの宿敵トリノでは、母国と同じえんじ色のチームカラーが肌に合ったのか主力を務めている。
イタリアでは攻撃面でも成長しており、代表とブンデスリーガではただの1ゴールも記録していなかった彼がセリエAでは4ゴールを記録している。