プレミアリーグ第14節、リヴァプール対エヴァートンのマージーサイド・ダービーが行われた。
アンフィールドでの一戦は後半アディショナルタイムまで得点なく推移するも、最後に驚きのドラマが待っていた。
エヴァートンGKジョーダン・ピックフォードが処理し損ねたボールを押し込んだのは、リヴァプールFWディヴォック・オリギ!
84分に投入されたオリギは、この日が今季リーグ戦初出場。ピッチに立ってからわずか10分ほどで、劇的な決勝ゴールを決めてしまったのだ。
ユルゲン・クロップ監督も思わずピッチに飛び出し、GKアリソンに抱きついてしまうほど驚きの展開だった。
1-0で勝利したリヴァプールはいまだリーグ戦無敗をキープ。『BBC』によれば、両チームの選手、監督たちはこう述べてたそう。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「まず何よりも最初に、自分のラン(乱入)について謝らなければいけない。
すぐマルコ・シウヴァに謝った。無礼をしたくはなかった」
「オリギがゴールを決められたのは素敵なストーリーだ。彼はダービーで重傷を負い、キャリアの休止になってしまった。
だが、今は完全にフィットして、こんなゴールを決められるようになった。本当にクールだよ」
マルコ・シウヴァ(エヴァートン監督)
「クロップのリアクションは見ていなかったんだ。もしうちがゴールを決めていたら、自分も同じことをしていたかもしれない。無礼はなかったよ。
相手のファンたちはイージーな試合を予想していたかもしれない。でも、最後の瞬間の彼らの喜びようは、そうはならなかったことを示していたね」
ディヴォック・オリギ(リヴァプールFW)
「ダービーに勝つのは、アンビリーバブルな気分だよ。
僕らには情熱的な監督、情熱的なクラブ、情熱的な選手たちがいる」