『South China Morning Post』は11日、「香港代表監督を務めていたギャリー・ホワイト氏が辞任し、Jリーグのクラブに移籍する」と報じた。

先月行われたEAFF E-1サッカー選手権予選で北朝鮮を上回り、本大会出場を果たす活躍を見せた香港代表。

しかしそれを導いたホワイト監督が今回チームを離れることになったと発表され、日本のチームに移る予定であるとも伝えられている。

記事によれば、これは日本のチームからのオファーを受け取ったホワイト監督が辞表を提出したことによる契約解除であるそうだ。

ギャリー・ホワイト氏はイングランド出身のサッカー指導者で、24歳で英領ヴァージン諸島代表チームの監督に就任したことで知られる人物。

その後バハマ代表で監督兼テクニカルディレクターを務め、FIFAからもその功績を表彰されるなど指導者としての評価を高めている。

2009年からはアメリカで活動し、ワシントン州協会のコーチング教育、シアトル・サウンダーズの育成に関わった。

その後はグアム代表、中国2部の上海申キン、チャイニーズタイペイ(台湾)代表と指揮し、昨年9月から香港を率いていた。

記事によれば、ギャリー・ホワイト氏の妻と子供は日本に基盤を置いているとのことで、彼自身もJFAのコーチングライセンスを所有している。その際には彼の故郷サウサンプトンで吉田麻也と対面したりも。

本人も日本語版ツイッターを開設しているホワイト監督。メディアではFC岐阜の名前が出ているが、大木監督の続投が決まっているため可能性は低い。となれば…。

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