今月8日に2018シーズンの全日程を終了したJリーグ。

残すは18日(火)に横浜アリーナで開催される「Jリーグアウォーズ」のみとなっているが、13日にはそれに先駆けて「ベストヤングプレーヤー賞」が発表され、鹿島アントラーズのMF安部裕葵(19)が選ばれた。

その年に最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」。もともとは「新人王」だったが2010年から選考基準がかわり、現行の名称へと変更された。

新人だった昨年にもJ1、ルヴァン杯、天皇杯でゴールした安部はプロ2年目の今季、J1で22試合2得点1アシストを記録。ルヴァンカップでMVPとニューヒーロー賞をW受賞した杉岡大暉(湘南ベルマーレ)らを抑え、鹿島では柳沢敦、柴崎岳、カイオに続いて4人目となる栄冠を手にした。

171cmと小柄だが、中島翔哉をよりドリブルに特化したような選手で、とにかく見ていて小気味いい。憧れはベルギー代表MFエデン・アザール(チェルシー)だそうだが、昨年にはそのアザールを彷彿とさせるプレーを見せたことがあった。