DF:キャメロン・カーター=ヴィッカース
かつては若手有望株だったが、スパーズでの序列は降下してしまった。2部へのローンでチャンスを得てきたが、インパクトを残せずにいるのだ。
そのガチムチさによって、スピードと加速が失われていると批判する者もいる。つまり俊敏なアタッカーにはくみし易い相手になっているということだ。
彼にとってプレミアリーグが難しいのなら、2部チャンピオンシップでも自信が打ち砕かれるはず。2部の非常に速いプレー展開において、DFたちは常にすっ飛んでいく体制を整えてなければいけない。だが、彼にはその資質が欠けており、頻繁にやられてしまう傾向にある。
今季は2部スウォンジーに貸し出されているが、出場機会は多くない。
この数シーズンで進展がほとんどなかったという事実は、親元であるスパーズにとって大きな危険信号だ。1月ではなくシーズン後になったとしても、彼の放出に驚く人はいないだろう。