『The SUN』は22日、「オーストラリア人審判のジャレッド・ジレット氏は、イングランド2部で初の外国人レフェリーとなった」と報じた。

ジャレッド・ジレット氏は1986年生まれの32歳。24歳からオーストラリア・Aリーグで審判を務め、2013年からFIFA国際主審としても活動している人物だ。

2015年と2016年にはJFAとの審判交流事業で日本へと派遣されている。

2015年には4月29日の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島、5月2日の松本山雅FC対アルビレックス新潟を。

2016年には6月4日のFC岐阜対V・ファーレン長崎、6月11日の柏レイソル対ベガルタ仙台のほか、キリンカップの日本対ボスニア・ヘルツェゴヴィナも担当している。

他にもインディアン・スーパーリーグや中国超級リーグ、サウジアラビアプロリーグなどに派遣されており、オーストラリアでは最も成功した審判とされている。

オーストラリア・AリーグはVARの実践テストを行ったこともあり、ビデオ・アシスタント・レフェリーの経験も豊かだ。

彼は今年4月から脳性麻痺の子供を専門とする研究者としてリヴァプールのジョン・ムーア大学で働く予定になっている。

それに従って審判としてもイングランドへと渡っており、プレミアリーグにおけるVAR対策チームの一人として働いてきた。

さらに来季からはフットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)以下とカップ戦を裁くグループ2の審判団に加わることとなったそうだ。

記事によれば、フットボールリーグ・チャンピオンシップで主審を務める外国人レフェリーは彼が初めてであるとのこと。

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