冨安健洋(20歳/シント=トロイデン)

彼は森保ジャパンの中で派手な方ではないが、間違いなく日本をアジアカップ決勝に導いた偉大な貢献者である。

冨安はベテランのパートナーである吉田とともにいい働きをした。苦しんだトルクメニスタンとの開幕戦を終えた後は、決勝までわずか1失点しかしていない。

この誇り高きセンターバックは、2017年のU-20ワールドカップではネガティブな見出しをつけてしまった。南アフリカ戦でオウンゴールを決めてしまったからだ。

しかしながらアジアカップでは、彼についてネガティブなことは何一つ言われなかった。サウジアラビア戦では見事なヘディングを決め、強烈な存在感を見せた。守備と攻撃の両面で貢献し、大会を通して能力を証明した。