『Calciomercato』は2日、「ミランのフランス代表MFティエムエ・バカヨコは、燃料切れによって遅刻していた」と報じた。
水曜日の練習に1時間もの遅刻をし、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督を激怒させたと伝えられたバカヨコ。伝えられるところによればクラブから5日間の謹慎処分を受けたという。
その後「遅刻の原因は車の故障で不可抗力だった」というレポートもあったが、代理人の報告によれば「燃料切れ」だったという。そのためミランはバカヨコに不注意があったとして罰則を加えたよう。
加えてバカヨコが規律違反を犯すことはこれが初めてではなく、ミーティングや食事にも度々遅れていたとのこと。
そして『Mediaset』によれば、ミランはこれによってバカヨコを買い取ることを断念し、来季はチェルシーに返却することを決めたとも。
今季チェルシーからミランに貸し出されているバカヨコの契約には、3500万ユーロ(およそ43.6億円)の買い取り条項が付随しているという。
しかし先日のラツィオ戦では相手DFフランチェスコ・アチェルビのユニフォームを掲げてスタジアム内をパレードするなど問題行動を起こしており、クラブからの信頼を失ってしまったようだ。
一方、『La Republica』によればバカヨコ自身も人種差別行為が多いイタリアを離れたいと考えており、チェルシーに戻るという希望があるとも。