大迫 敬介(サンフレッチェ広島)

林卓人の負傷の影響により開幕スタメンに抜擢されると、6試合で1失点しかしなかった堅守を最後尾から支え、一躍ブレイクを果たした。

セービングの動きが滑らかで、パントキックの精度も高く、カウンターの起点として機能する。

当初はFIFA U-20ワールドカップ出場を目指していたが、コパ・アメリカのメンバーにサプライズ選出され、19歳で本気のチリ代表と対戦するという貴重な経験を積むことができた。

それまで有力とされていた小島亨介が、今季加入した大分トリニータでベンチにも入れずにいるという状況もあり、東京五輪のゴールマウスを任される最有力候補にも挙げられている。

南米から帰国後はベンチに甘んじているが、以前の活躍を考えれば、再びチャンスは巡ってくるだろう。