プレミアリーグ王者として来日したマンチェスター・シティ。横浜F・マリノスとの親善試合でゴールを守ったのは、チリ人GKクラウディオ・ブラボだった。

チリ紙『La Cuarta』が、そのブラボのついての素敵な話を伝えている。彼は山火事で全てを失った人達のために、なんと4つもの住宅を寄付したという。

2017年1月(南半球では夏)、チリのサンタ・オルガという街で同国史上最悪の山火事が発生。1000戸以上の家が焼失するなど甚大な被害が出た。

ブラボは被害にあった9歳の少年の話を聞いて支援を申し出たという。少年の祖父は、「火事があった時、孫はインタビューでブラボのユニフォームが欲しいと言った。その後、彼から連絡があり、ユニフォームをあげたいと言ってくれた。さらに、家もね」と語っている。

火事から2年になるものの、いまだに家を修復できていない人達もいるそうで、この一家もホームレスになることを覚悟していたとか。

また、ブラボは少年と父親を代表戦にも招待してくれたそうで、「彼がしてくれた家族と孫への振る舞いはとてつもなく大きい」と祖父は感謝を口にしていた。

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