アンドレ・ゴメス

移籍金:3500万ユーロ(およそ44億円)

ポルトガルがEURO2016で優勝を果たしたあと、バルセロナはバレンシアでプレーしていた欧州王者の一員アンドレ・ゴメスを大きな額で引き抜いた。

これはあのチャビ・エルナンデスが退団してから1年後のことで、もちろん彼には中盤の穴を埋めるだけのプレーが期待されていたのだが、それに合致する選手ではなかった。

アンドレ・ゴメスはバルセロナでひどく苦労することになり、ファンから批判のターゲットになってしまう。『Marca』の投票でも「最悪の補強」トップとなり、精神的に追い詰められていく。

2018年にエヴァートンへと貸し出されたこと、そして今季買取オプションが行使されたのは彼にとって幸運だったといえよう。