フィリペ・コウチーニョ
移籍金:1億4000万ユーロ(およそ176.2億円)
この18ヶ月間はフィリペ・コウチーニョにとって激動のものだった。彼はリヴァプールで崇拝される存在であったが、バルセロナでは望まれない子供のように捨てられてしまったように見える。
事実本当に素晴らしかったころのコウチーニョと比べればその落ち込みは巨大であった。バルセロナへの移籍が落とし穴になってしまう例は彼だけが経験したものではない。
リヴァプールに背を向けたのは間違った選択だったと簡単に言うことができる。クロップ監督のチームはチャンピオンズリーグを優勝できるポテンシャルを持っていたわけだからだ。
ただ、この夏の期間中にコウチーニョはヨーロッパの多くのビッグクラブと交渉を行い、バイエルンという新たな舞台を見つけることができた。おそらく復活の日は近いだろうが、その時はバルセロナに牙を剥いてくるはずだ。