――逆に、選手としてピッチに立ち続ける一番のモチベーションは何ですか?

それはもう、サッカーが好きだからです。サッカーはやはりプレーするものだと思っていますし、それがあるからそれ以外のことも頑張ることができる。

今は基本的に午前中トレーニングをして、午後はミーティングをしたり、営業に行ったりしています。これまで自由に使えていた時間をクラブのために使っているわけですが、別に苦痛ではないですし、むしろ楽しんでやっています。それも結局全部、プレーヤーとしてまだやっていて最後そこにつながるからという部分があります。

ただ、自分がプレーヤーとして実際どこまでやるかに関してはしっかりと見極めていかないといけません。自分ができるのか、それともできないのか。結局はそこですね。

昨年40歳になり、当然これからも年齢を重ねていきます。だからと言って、練習メニューを自分だけコントロールするようになってはダメですね。特に自分の場合は。

クラブの代表だからこそ他の選手と同じか、それ以上のものを見せないといけない。当たり前のようにやっているからこそ周りが納得するわけで、そこを調整して、試合だけ出るようでは示しがつきません。

自分自身の引き際じゃないですけど、どこまでやるかの目安としてはそこですね。できなくなれば引退でしょうし、逆にやれているうちは続けるかもしれない。そういう感じです。

――同い年の小野伸二選手らが現役でプレーされていることは刺激になりますか?

そうですね。同年代の選手がまだ何人か続けていて(※小野伸二、稲本潤一、遠藤保仁など)、小野は昨年FC琉球に来ましたけど、遠藤なんかもキャンプの時期は沖縄に来ているのでトレーニングマッチの時に会いました。

やっぱりいい刺激になりますし、楽しみの一つです。

高原 直泰

1979年6月4日生まれ(40歳)
沖縄SV所属
日本代表57試合出場23得点

>>サカつく宮崎Pが沖縄SVの“ピッチ外の活動”について聞きまくるインタビュー後編はこちら!


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