ペーター・エンケルマン(アストン・ヴィラ)
キャリアで犯したひとつのミスだけでGKが汚名を着せられることは珍しい。
ただ、エンケルマンはプレミアリーグ史上に残る滑稽なミスによって、いまだにヴィラヴァンたちの背筋をゾッとさせている。
2002-03シーズンにシュマイケルがシティに移籍したことで、ヴィラの正GKになったエンケルマン。
リーグ戦で久しぶりに実現した宿敵バーミンガムとのダービーでやらかしてしまった。味方DFオロフ・メルベリのスローインをトラップミス…ボールはそのままゴールに転がり込んでしまったのだ(以下動画20秒~)。
チームは3-0で敗れ、彼の悪評は定着。シーズンで33試合には出場したものの、その自信が本当に回復することはなかった。
6か月後のリターンマッチでもまたミスを犯し、チームは0-2で敗戦。シーズン終了後、エンケルマンはブラックバーンへと移籍していった。