オンラインでの放映も進化は続く

ツエーゲン金沢はアイ・オー・データ機器の「PlatCast(プラットキャスト)」を活用しファン・サポーター向け音声放送を実施。サポーターによるチャントをPlatCastを使って音声放送するという。

これはリアルタイムにサポーターが集いその応援が流れるというものではないが、あらかじめ録音しておいたチャントをDAZNでの放映と共に流すことで少しでも臨場感のある試合を楽しんでもらおうといったものだ。

気になるラグも3秒程度と少ないそうだ。

それ以外にも投げ銭システムが波及中だ。

チケット収入、スタジアムでの飲食・グッズ収入が見込めないJクラブの危機的な状況を打破するのが、サポーターがオンラインでご祝儀を贈る「投げ銭システム」かもしれない。

各クラブは「YouTube Live」のスーパーチャットや音声配信アプリ「stand.fm」、スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」などのシステムを利用してマネタイズを企図。

J再開前のイベントやトレーニングマッチで投げ銭システムを導入した鹿島アントラーズや浦和レッズは、予想以上のサポーターが参加し大きな反響と成果があったことを発表している。

課題は、アプリの選択とユーザー登録という一手間。 現在、各クラブが投げ銭に最適なアプリやプラットフォームを模索している段階なので、詳細は応援チームのホームページを確認してみて欲しい。