今夏バルセロナからの退団が噂されているウルグアイ代表FWルイス・スアレス。すでにロナルト・クーマン監督からは戦力外通告を受けており、移籍を考えているという。
メディアではすでにユヴェントスへの移籍が合意に達しているという報道もあり、しかもその移籍金は150~300万ユーロ(およそ1.9~3.8億円)と激安で、パフォーマンスに応じて最大1300万ユーロ(およそ16.3億円)のボーナスが発生するという珍しいものだとも。
しかしながら今回『Calciomercato』が伝えたところによれば、その交渉は現在停滞している状況にあるという。
理由の一つはスアレス自身が「キャリアで最後の大きな移籍になる」と考えており、あらゆる可能性を検討したいと意思を持っていること。
もう一つは、ユヴェントスが今夏獲得できる外国人枠がウェストン・マケニーで埋まってしまったため、スアレスがイタリアのパスポートを取得する必要があること。
さらにスアレスは退団に従ってバルセロナに残りの給与全額支払いを要求しており、一方クラブ側はそれを拒否している状況があるそう。
また、ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督にとってはもともとスアレスは補強の最優先ではなく、ローマのFWエディン・ジェコの方をより強く希望しているとも。
スアレスは自身のInstagramストーリーに「フェイクニュースが出ている間、オレは笑顔になる」と書き、メディアを牽制している(動画1:40~)。
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果たして、スアレスはどこでプレーすることになるのだろうか…まだ続報を待たなければならないようだ。