2013-14シーズンの終盤、マンチェスター・ユナイテッドはデイヴィッド・モイーズ監督を解任。ライアン・ギグス氏を暫定的に指揮官とし、戦いを終えた。

その後夏にルイス・ファン・ハール氏を新たな監督に任命し、ライアン・ギグス氏をコーチとしてそのアシスタントにつけていた。

このパートナーシップは2年継続され、2016年にはFAカップも優勝することに成功。ファン・ハール氏もトロフィーを掲げた。

ただその一方でプレミアリーグはなかなか成績が伸びず…。優勝の直後にファン・ハール氏は解任され、ギグスもチームを去っている。

『Daily Mail』によれば、今回ジェイミー・キャラガーのポッドキャストに出演したライアン・ギグスは、ファン・ハール氏との出会いについて以下のように話したとのこと。

ライアン・ギグス

「彼は違っていたね。非常に支配的な人物だった。初めて会ったとき、彼に腹を殴られたんだよ。

私は彼に会いに行ったんだ。自分が評価している選手と、そうではない選手が書かれたリストを手に持ってね。

ホテルで彼と会った。ドアが開けられて、彼は私を上から下まで見た。そして『いい体をしているな!』と言い、私の胃のあたりにパンチを入れてきた。

全く大変で、どうしたらいいのかはわからなかった。何かいい反応ができたのかもしれないが、それは自分の仕事ではないからね。

しかし、彼はそういう人物だった。とても支配的で、とても正直だった。ソーシャルディスタンスが必要な今、彼は悪夢になるだろうね。非常に率直だ。

彼はスタッフや選手の面倒を見てくれた。本当にいい人だったが、非常に風変わりな男だったよ」

変人だと言われるファン・ハール氏。マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグスに初対面でそんなことができるとは…すごい男だ。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名