先日の金曜日に60歳の誕生日を迎えたアルゼンチンの伝説ディエゴ・マラドーナ。
しかしそれからまもない今週月曜日に体調を崩し、ブエノスアイレスのイペンサ病院へと入院。貧血や脱水症状に苦しんでいた。
当初は休養のためであると言われたが、検査の結果彼の脳に慢性硬膜下血腫が発見され、手術が必要になった。
慢性硬膜下血腫は、軽微な頭部外傷などのあとで頭蓋骨の下にある硬膜と脳の間にじわじわ血が溜まっていくという病気。
脳が圧迫されることによって頭痛や物忘れ、認知症症状、歩行障害などが出る可能性があるというものだそう。
マラドーナ氏はこの治療を行うためにラ・プラタのオリボス病院へと移され、脳神経外科医のルケ氏によるオペを受けることとなったそうだ。その模様の動画も報告されている。
その手術は80分間に渡って行われ、無事に成功。その結果が知らされると、病院の周りに詰めかけたファンのグループが名前をコールし始めたそうだ。
現在ヒムナシア・ラ・プラタの監督を務めているマラドーナ。今週末にはベレス・サルスフィエルドとの試合を控えているが、流石にここでは休養になりそうだ。