サッカー選手とは思えない巨体を持つことで知られるアデバヨ・アキンフェンワ。
38歳になった彼はウィコムに所属しており、初めてイングランド2部リーグを戦っている(これまで英国では3部以下でプレー)。
その巨体ゆえか膝に問題を抱えているものの、40歳まではプレーを続けたいとか。
『Daily Mail』によれば、その理由は5人の子供たちを養っていくことに金銭的な不安があるからだそう。
アデバヨ・アキンフェンワ
「ワットバイク(自転車型のトレーニング機器)に乗りながら、色んなことを考えた。
『(膝が?)これに殺される』と思ったけれど、誰もが人生に目的がある。
自分の場合は子供たちの世話や食べさせていくことへの不安に触発されて、痛みの壁を乗り越えている。
宝くじに当たったら、どこかのビーチに寝そべっているかもしれないけどね!
だけど、自分がやっていることを辛抱してやらなくてはいけない。
プロサッカー選手として長年プレーしていれば、経済的に安定していると思われるかもしれないが、実際はそうではない。
大金を稼ぐ数パーセントの選手たちは35歳になってからまた働く必要はない。一方、下部リーグの選手たちは、基本的に契約また契約さ。
毎試合、膝にテーピングをしなければならず、翌朝起きた時に『もう引退だ』と思うこともある。
40歳までプレーしたかったが、それだともう1年続けることになる。今シーズン終わりに自分がどう感じるかで決めるよ」
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有名人である彼はスポーツ番組のゲストやサッカー解説などメディアの仕事をすでにしている。引退後は指導者ではなく、そちらの道に進むことを考えているようだ。