あのバスケットボール界のスーパースター、デニス・ロッドマンの娘に当たるトリニティ・ロッドマンが「デビュー即ゴール」を決めた。
トリニティ・ロッドマンは2002年生まれの18歳で、昨年ワシントン州立大学に入学したものの大学リーグが新型コロナウイルスの影響で中止されたため、プロ選手に転向することを決断。
そして1月に行われたNWSL(National Women's Soccer League)の新人ドラフトでワシントン・スピリットに指名され、リーグの歴史上最も若い年齢でドラフトされた選手となった。
そして4月10日に行われたNWSLチャレンジカップ(シーズン開始前に行われるトーナメントのカップ戦)の第1節、ノースカロライナ・カレッジとの試合でデビューを飾った。
ワシントン・スピリットは横山久美のゴールで4分に先制するも、その後10分と28分、さらに51分に失点してしまい逆転を許す。
そこでクラブは55分に横山久美を下げ、18歳のトリニティ・ロッドマンを投入。するとその5分後、ロングボールに抜け出した彼女が見事なトラップからゴール!
💥 @trinity_rodman is here, and she is not. messing. around. pic.twitter.com/OY6i28k3ct
— National Women's Soccer League (@NWSL) April 10, 2021
【動画】横山久美と交代で投入されたデニス・ロッドマンの娘、爆走裏抜けからの冷静なシュート!これがスター性か…
体格もスピードも落ち着きも、18歳のデビュー戦とは思えない…!
ワシントン・スピリットはこれで1点差に詰め寄るも、同点まで追いつくことはできずに敗戦。しかしこのところ圧倒的な力を誇ってきたノースカロライナを追い詰める健闘を見せ、ロッドマンも台頭するなど、なかなか手応えある試合になったはずだ。