来シーズンのプレミアリーグ再昇格を決めたワトフォード。同チームでキャプテンを務めているのが、32歳のFWトロイ・ディーニーだ。

彼は『BBC』のインタビューでSNS上での差別的侮辱行為は悪化していると吐露した。

トロイ・ディーニー(ワトフォードFW)

「人種差別的侮辱を受けている。自分だけでなく、パートナーや子供たちまでね。

何の関係もない6歳の娘にも殺害予告があった。絶え間なく続く。

悪い試合をするたびにでもなければ、感情的な爆発がある時でもない、毎日だ。

(差別をする側の人間が)ただ単純に退屈だからというだけの理由なこともある」

「(2019年にSNS上で悪質な人種差別を受けて以降)自分は皆と同じようにはInstagramを使っていない。

トレーニング方法やどこに行くのか、何をやっているかなどをポストすることは(していない)。少し切り離すようにしている。

『娘が死ぬのを願う』というようなものを読んだ時にそれに反応しないことは難しいからだ。反応する必要もない。

我々は特権的な立場にある。だが、我々が人間的なレベルで反応したなら、自分たちの方が責任を負うことになる」

SNS上で幼い娘に対する殺害予告まで受けているというディーニー。

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そういったこともあり、現在はSNSと距離を置いているようだ。イングランドのサッカー界では人種差別的投稿が絶えないSNSをボイコットする動きも出ている。

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