スペインで発生した衝撃的な事件の裁判が行われ、対戦相手を刃物で刺した選手に10年の懲役刑が言い渡されたとのこと。

事件は2年前に行われたアマチュアリーグの試合で発生したもの。

エル・パロというチームに所属していた2名の選手が、対戦相手だったアラウリン・デ・ラ・トーレというクラブの主将を務めていたサムエル・ガランを試合後に襲撃し、刃渡り10cmのナイフで2回刺したという。

刺されたガランは自力でロッカールームまでたどり着くもそこで気を失い、病院に運ばれた。

刺し傷はかなり深刻なもので、一つは心臓のかなり近くまで達していたために緊急手術を余儀なくされたとのこと。

一命はとりとめたものの、ガランは日常生活を送れるまでに200日ほどのリハビリを要し、現在でも定期的に心臓をチェックしなければならないという。

検察庁はガランを刺した男性に殺人未遂で懲役16年、共謀した男性に懲役14年を求刑していたが、判決ではそれぞれ懲役10年が言い渡されたとのこと。

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また、容疑者となった2名の選手にはサッカー協会から永久追放の処分が言い渡されているという。

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