EURO2020でまさかの敗退となった優勝候補フランス。スイスとのラウンド16は残り10分の時点で2点をリードしていたが、終了間際に追い付かれるとPK戦で散った。

そうしたなか、ジョゼ・モウリーニョ監督は『talkSPORT』でこんな話をしていた。

ジョゼ・モウリーニョ

「フランス敗退で私が少し悲しい理由は彼だ。

(今年は)クリスティアーノ・ロナウドもダメ、メッシもダメ、エムバペもダメ…。

ついにベンゼマはバロンドールか何かを勝ちとれたかもしれないからね。

彼は素晴らしい選手だし、すごいプレーをしていた。

(トッテナムで指導したハリー・ケイン、そして、ベンゼマは)ただの点取り屋ではない。彼らはフットボーラーなんだ。

ベンゼマは9番でも10番でもプレーできる。若い頃の彼はゴンサロ・イグアインが9番だった際に彼の後ろでプレーもした。

彼はファンタスティックな選手だ。フィジカル的には10年前よりいい。

よりよくなっているし、よりスリムになり、より強く、より速くなった」

10年前よりはるかにいい選手になっているというかつての教え子カリム・ベンゼマを応援していたというモウリーニョ。

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彼がバロンドールなど特別な何かを手に入れると期待していただけに、この段階での敗退は悲しいと感じているようだ。

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