ソル・キャンベル

2001年 トッテナム→アーセナル

ボスマン移籍(フリー移籍)において最も物議を醸したケースかもしれない。キャンベルがトッテナムを離れアーセナルに加入すると発表した際、フットボール界は仰天した。

スパーズサポーターから“ユダ”と呼ばれることになったが、2004年の『インヴィンシブル』において欠かせぬ存在となるなど、宿敵への移籍という決断は正しいものだったと証明された。

アーセナルでは一貫してレギュラーであり続け、2006年のCL決勝ではバルセロナ相手にゴールも決めた(試合には敗れたが)。

その数週間後に一旦は退団するも、数年後にアーセナルの守備陣が危機的状況に陥ると、アーセン・ヴェンゲル監督は彼を連れ戻すことにした。