ロベルト・バッジョ

1997年 ミラン→ボローニャ

ファビオ・カペッロやカルロ・アンチェロッティから拒絶されたバッジョ。当時30歳だった彼はミランを離れ、ボローニャへ加入することになった。

バッジョに課されたタスクはセリエA残留だったが、ボローニャは驚きの8位躍進を果たす。そのなかで、バッジョは自身キャリアハイとなるセリエA22ゴールをマーク。イタリア人としてこのシーズンに最も多くのゴールを決めた選手になった(得点王はオリヴァー・ビアホフの27得点)。

その活躍によって、1998年W杯のイタリア代表メンバー入りし、同年のバロンドールにもノミネートされた。

結局、1年でインテルへと移籍し、ビッグクラブへと戻ったバッジョ。それでも、ボローニャのティフォージたちにとっては、今も彼はカルト的なヒーローのままだ。