今夏の移籍が実現せずにトッテナムに残留したハリー・ケイン。UEFAカンファレンスリーグではゴールを決めたが、リーグ戦ではまだ無得点となっている。
Optaによれば、ケインがリーグ戦最初の4試合でゴールできなかったのは、2015-16シーズン以来のことだそう。
マンチェスター・シティとの開幕戦を欠場したケインは第2節ウルヴス戦で復帰(途中出場から18分プレー)。第3~5節はフル出場しているが、まだゴールがない。
ケインはご意見番であるロイ・キーンからもこの日は意欲が見られなかったと苦言を呈されていた。
また、0-3で敗れた第5節チェルシー戦では起用されたポジションも話題になっている。この日のスパーズはソン・フンミンをトップに置き、ケインは少し下がった左寄りのポジションでプレーした。
海外では「マジなんでウィングで起用した」、「ケインはまるでセンターハーフみたいだった」という反応もあったほど。
『BBC』によれば、ヌーノ監督は「失望している。前半はとてもよかったが、(前後半で)完全に分かれてしまった。失点するまでの50分は持ちこたえたものの、その後に試合が変わってしまった。我々にとって非常にきつかった」とこぼしていたそう。