荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)

10代にしてJ1二桁得点が見えているのが荒木遼太郎だ。名門東福岡高校から2020シーズンに鹿島入りするとルーキーイヤーからコンスタントに出場機会を得ている。

いわゆる「天才」で足元のタッチが非常に柔らかく、ファーストタッチのものが違う。そこからのクィックネスでゴールを狙えてしまうスタイルは若き日にJ2セレッソで躍動した香川真司を彷彿とさせる。

久保建英らケガ人の相次ぐトップ下で一度試してもよいのではないだろうか。もちろん、弱点もまだはっきりしている選手でもあり、世界と戦うには守備面やフィジカルには目をつぶる必要がある。