鈴木 隆行

確立したプレースタイル:守備的FW

“守備的FW”というと欧州ではマルコ・デルヴェッキオ、エミール・ヘスキー、イグリ・ターレらが有名だったが、ここでは日本が生んだ金狼、鈴木隆行を取り上げたい。

鈴木はセンターフォワードでありながら生涯それほどのゴール数は決めていない。しかし恵まれた体格、攻守両面&空中戦での体を張った全力プレーは、日本サッカーが世界レベルに近づく過渡期において重宝された。

そのため重要な場面で多く起用され、鈴木は2002年日韓ワールドカップで日本代表最初のゴールを記録している。