サッカー界で問題になり続けている人種差別。セリエAのナポリ対フィオレンティーナ戦ではDFカリドゥ・クリバリが相手ファンから猿呼ばわりされたと被害を訴えた。
そうしたなか、元フランス代表DFリリアン・テュラムは白人選手も人種差別に対して行動を起こすべきと発言。「白人選手は人種差別との闘いで黙っていてはいけない」と訴えた。
これに元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィが噛み付いたようだ。『Marca』によれば、こう述べていたそう。
マルコ・マテラッツィ
「俺は人種差別には反対だ。
だが、『マテラッツィはクソ野郎』というチャントが歌われた際、テュラムがスタジアムを去ることは決してなかった。
これは白人、黒人、そして、クソ野郎に対する差別だ」
自分が差別的罵声を浴びた際にテュラムは何もしなかったと語っていたようだ。ただ、やや的外れな反論だとして物議も醸しているとか。
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2人は2006年のワールドカップ決勝やセリエAの舞台で何度も対戦している。