アデレード・ユナイテッドに所属している元オーストラリアU-20代表DFジョッシュ・カヴァロが、ゲイであることを公表した。
主要なプロスポーツで同性愛者であることを公言しているアスリートは数少なく、その中でも男性がゲイと発表するのは稀である。
しかし今回、SNSでカヴァロは映像で声明を発表。自分を隠すことに疲れてしまったと話し、ゲイであることを告白した。
Josh's Truth pic.twitter.com/NKSEP2kVWV
— Adelaide United (@AdelaideUnited) October 27, 2021
ジョッシュ・カヴァロ
「僕はサッカー選手であり、ゲイだ。恥ずかしかったので、いつも自分を隠す必要を感じていた。求めているものは、サッカーをプレーすること、そして平等に扱われることだけだ。
疲れてしまったんだ。この『二重の人生』を生きることに。それは他の誰にも経験してほしくないものだ。
これまで今の位置にたどり着くための旅をしてきたが、自分の決断を表に出せることほど幸せなことはない」
「自分らしくサッカーをしても大丈夫だということを示したい。同性愛者がサッカーをしても大丈夫だと。そう人々に刺激を与えたいと思っている。
苦労している人、怖がっている人に見せたい。あなた自身になればいい。他の誰かではなく、あなた自身になってほしいという意図があるんだ」
「僕はジョッシュ・カヴァロ。サッカー選手であり、ゲイであることを誇りに思っている」
This must have taken much courage, Josh. You have my full support!! 💪🏾 https://t.co/sJDTd2JFmD
— Raphaël Varane (@raphaelvarane) October 27, 2021
この告白に、マンチェスター・シティやユヴェントスなど欧州のさまざまなクラブが支持の声を上げており、ラファエル・ヴァランらもサポートを表明している。