世界各地で行われる今年最後のインターナショナルマッチ。そうしたなか、フランス代表に2人の選手が招集されなかったことが話題になっている。

23歳のクリストフェル・エンクンク(RBライプツィヒ)と29歳のジョナタン・クロス(ランス)。

右サイドバックを主戦場とするクロスは昨季のリーグアンベストイレブンにも選ばれた実力者だが、代表経験は一度もなし。

『RMC Sport』によれば、デシャン監督は会見で選手選考について聞かれると、笑顔を交えてこう述べたそう。

ディディエ・デシャン(フランス代表)

「(欧州カップ戦ではプレーしていないランスの29歳を招集することはありえますか?)

私は試合で多くの選手を見ている。そのランスの選手も含めてね。

話題になっているか否かは、その選手を選ぶか選ばないかの理由にはならない。

彼は我々がチェックしている選手だし、特徴を持っている。29歳になったが…。

すでに言ったように、(欧州カップ戦でプレーしているかは)選考基準ではない。そのポジションにおける競争の問題だ。

代表選考の度に何か新しいものが待ち望まれていることは理解している。

(ただ)私は新しいことをするためにここにいるわけではないし、常に新しい選手も組み込んできた。

年齢で例を出すなら、ジョルダン・ヴェレトゥ(28歳のローマMF)も同じような歳だが、彼も遅れて代表入りした。

それと同じように、招集するタイミングだと思えば、18歳でも呼ぶよ」

年齢や欧州でのプレーは関係なく、そのポジションのなかで選考を判断すると語っていたようだ。

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なお、センターハーフである28歳のヴェレトゥは今年9月にフランス代表デビューを果たしている。

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