福西 崇史
“Jリーグ史上最強”とも囁かれるジュビロ磐田の黄金メンバーの一人である福西。
彼が活躍した時代は中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一という日本版“黄金のカルテット”の全盛期であり、また彼らの同時起用がファンから待望された。
しかし福西はそんな彼らに割って入り、2006年ワールドカップでレギュラーを張った。彼の優れたフィジカル能力と戦術眼が天才たちを上回ったのである。
そのプレーによりファンからは“さわやかヤクザ”などとも評されるが、彼の冷徹なまでの判断力は日本サッカー史上随一であり、常に日本に足りないものといっていいだろう。